2010/08/01 甲子園
中日 310 001 020 = 7
阪神 140 012 00X = 8
勝:下柳 6勝5敗
敗:岩田 1勝1敗
S:藤川球 3勝1敗19S
中日:●岩田-清水-小林正-鈴木-平井-高橋
阪神:○下柳-西村-渡辺-久保田-S藤川球
本塁打
中日:森野14・15・16 和田28 堂上直2 ブランコ23
阪神:
<今日のヒーローインタビュー>
- インタビュア
- 放送席、放送席。そして、今日も満員の甲子園球場のタイガースファンの皆さん、今日はヒーローお二人にお越しいただきました。鳥谷選手、藤川投手です!
- まずは、打のヒーロー、鳥谷選手にうかがいます。鳥谷さん、ほんとに1点を争うゲームの中、1点リードの6回、あの大きなタイムリーヒットが効きました。打った瞬間、振り返っていただけますか。
- 鳥谷
- そうですね、ほんとに、チャンスだったので思い切って振っていくことだけを考えて。ほんとに、抜けた瞬間はほっとしました。
- インタビュア
- そして今日は3本のヒットを打って、昨日に続いての猛打賞。甲子園で大活躍ですね。
- 鳥谷
- そうですね、まあ、ほんとにね、いままでね、なかなか、貢献できる機会が少なかったので、ここから何とかどんどん打っていきたいと思います。
- インタビュア
- 序盤には相手に3点リードを許すっていうような展開だったんですが、とにかく今年のタイガースの反発力や反撃力、すごいですね。戦っている選手としてはどうなんでしょうか。
- 鳥谷
- そうですね、もうほんとにね、全員で試合が終了するまで諦めないって気持ちがこういう結果になってると思います。
- インタビュア
- まあほんとにこの三連戦はドラゴンズとほんとに1点をめぐるような厳しい勝負になりましたが、ただ、最後はやはり、お隣の藤川投手がいてくれると、凌いで、締めてくれますね。
- 鳥谷
- そうですね、もうほんとに信頼しているのでね。絶対抑えてくれると思いながら、ほんと守ってます。
- インタビュア
- さあ、それでは続いてそのお隣の藤川投手にお話をうかがいましょう。藤川さん、今年の、この甲子園球場のお立ち台というのは。
- 藤川
- ないですね。初めてですね、はい。
- インタビュア
- 久々に見るこのお立ち台から見るスタンドの風景ってのは、どうですか。
- 藤川
- そうですね、この中日三連戦の間に打席に2回ね、入って、こんだけお客さんがいるんだなということを、ううん、初めて知ったのかもしれないですね、はい。
- インタビュア
- 今日はおとといに続いて8回からマウンドに上がる。そして、この三連戦すべて登板するっていうような流れだったんですが、そんな中、しっかりとご自身の仕事をこなしました。ちょっと振り返っていただいてよろしいでしょうか。
- 藤川
- はい。ど、どこを振り返れば?
- インタビュア
- この三連戦、ご自身のピッチングを振り返っていただくとどうでしょう。
- 藤川
- そうですね、やっぱりクリーンナップの3番・4番・5番の相手の中日のバッターというのは、誰が見てもね、対戦したくないようなバッターなので、最後もフォアボールで何とか逃げて、何とかかわしましたけどね、はい。
- インタビュア
- 今日も終盤ちょっとピンチがありましたけども、そんななかで、この満員の甲子園のファンのお客さんが寄せてくださる、あと一人コール、あと一球コール。普段いつも、どんなふうに、こう、全身で受け止めていらっしゃるんですか。
- 藤川
- ええ、ほんとに幸せなことなんですけども、慣れすぎて、あんまり聞こえないんですよね。でも、相手バッターにはたぶん、すごくそれが印象あって、めちゃくちゃボール球でも振ってしまうような、そういうような声援なんで、特に最近は心強く感じてますね、はい。
- インタビュア
- そしてまあ、夏休みに入り、そして、今日は日曜日っていうことで親子連れのお子さんたちも大勢いらっしゃるんですが、どうしたら藤川さんみたいに、あんなに強いボールが投げられますか。
- 藤川
- ええ、そうですね、とにかく野球が好きでいてくればね、どんどんどんどん進んで練習するでしょうし、10年後、15年後には、僕と鳥谷の代わりにここに立ってね、いま球場に来てる子らが活躍してくれることを願います、はい。
- インタビュア
- さあ、それでは、いよいよタイガースは、この戦いを境に、いったん甲子園とお別れということになりますが、お二方にうかがっていきましょう。まずは鳥谷さん、あさってから、いよいよジャイアンツと三連戦が控えています。どうやらジャイアンツは今日も勝利しているようです。0.5ゲーム差、まずは8月の三連戦、意気込み、お願いできますか。
- 鳥谷
- そうですね、もうほんとに、あさってからロードに出るので、いい形でね、甲子園に戻って来れように頑張っていきたいと思っています。
- インタビュア
- 同じく、最後に、藤川投手にお聞きします。タイガースは、この甲子園に帰ってくるのは、8月の末、31日までということになります。いわゆるこの、真夏のロード、ぜひ甲子園球場のファンの皆さんに、旅立ちの挨拶をお願いしてよろしいでしょうか。
- 藤川
- そうですね、とにかく今日最後っていうのがわかってたんで、絶対勝ちたいということでね、思ってたんで。ロードに出ても、たぶん、球場には来れなくても、いつもテレビでね、みんな応援してくれているので、絶対その人たちのためにも一戦一戦、星を落とさないように、粘り強く戦っていきたいと思います、はい。
- インタビュア
- ありがとうございました。今日は投打のヒーローお二人にお話を聞きました。鳥谷選手、藤川投手でした。
- お二人には、トラッキーとラッキーちゃんから、ヒーロー賞が贈られます。
阪神 52 36 2 .591 —-
読売 54 39 0 .581 0.5
中日 50 44 2 .532 5.0
ヤクルト 39 50 2 .438 13.5
広島 34 56 2 .378 19.0
横浜 32 58 0 .356 21.0