2010/09/29 甲子園
読売 001 000 000 = 1
阪神 003 000 00X = 3
勝:能見 6勝
敗:ゴンザレス 5勝13敗
S:藤川球 3勝3敗28S
読売:●ゴンザレス-高木-東野-朝井-山口
阪神:○能見-久保田-S藤川球
本塁打
読売:
阪神:
- インタビュア
- 放送席、放送席、そして逆転優勝を信じるタイガースファンの皆様、お待たせしました。今日のヒーローは、守っては好プレー、打っては逆転の突破口を開きました関本選手と坂選手のお二人です。
- まずは関本選手です。久々のスタメン起用だったんですが、どんな気持ちで試合に臨んでいたんですか。
- 関本
- いやもう、いつぶりかちょっと忘れたんですけど、せっかくチャンスもらったんで、何とか活かしたいなと思って。それと、もう負けれない試合だったんで、何が何でも勝つっていう気持ちでやってました。
- インタビュア
- その中で、まずは能見投手が1点先制された3回。なおもランナー2人で、強烈な阿部選手のファーストライナー。見事にキャッチしましたねえ。
- 関本
- ええ、ほんとに火が出るような打球やったんですけど、気持ちだけでは絶対捕りたいと思って飛びつきました。
- インタビュア
- まさに火の出るような打球を捕って、ジャイアンツのペナントレース4連覇の灯を消しましたよ、関本さん。
- 関本
- そうですね、まだまだ僕らはドラゴンズを倒さなければいけないんで、明日もまた、どんどん前を向いてやりたいなと思います。
- インタビュア
- そして、打っては、その直後の3回、まずはチーム初ヒット。その後の坂選手の微妙な当たりでホームに還ってきましたが、坂選手の当たりを見ていてどうでした。
- 関本
- えー、あの、足が遅いんで、できたら入れてほしかったんですけど一生懸命走ってよかったです。
- インタビュア
- ではその見事な同点タイムリー3ベースを放った坂選手にお話を伺いたいと思います。
- まずは坂さん、ナイスバッティングでした。
- 坂
- ありがとうございまーす。
- インタビュア
- あの打球は、最初はホームランという判定もあったんですが、打った感触はどうだったんですか。
- 坂
- いやー、けっこう完璧な感じだったんで、入ったと思ったんですけど、まあ力がないということなんで。今日から筋トレします。
- インタビュア
- ただ、さきほど関本さんからも負けられない一戦というお話がありましたけども、その中での同点タイムリーは、やっぱりこれは今日の試合の逆転だけではなくて、この後の逆転優勝につながる当たりだったと思いますよ。
- 坂
- まあ、そうなるように、僕自身も頑張っていきたいなと思います。
- インタビュア
- そして、守っては5回、ランナー2人を置いたところで、センターに抜けそうな当たりを捕りますと、すぐにトスしてダブルプレーまで結びつけました。ナイスあれはプレーでしたねえ。
- 坂
- まあ、あの、なんすか、練習しているどおりのもんが出したかなと思います。
- インタビュア
- ほんとに大事な一戦で今日スタメンでいくぞということになったとき、どんな気持ちで今日のゲーム、臨もうと考えていたんですか。
- 坂
- まあ、いつもどおり、なんすか、何も考えずにやろうかなと思いました。
- インタビュア
- これで優勝へのマジックナンバーは7試合で7ということになるんですが、ご覧のとおり、そしてお聞きのとおり、大きな声援が送られています。まだまだファンは信じています。それでは坂さん、最後にそれでは一言お願いします。
- 坂
- えー、まあ、7試合でマジック7なんですけども、一戦必勝で頑張っていくので、応援よろしくお願いします。
- インタビュア
- そして、関本選手。明日はいろいろお世話になった矢野選手の引退セレモニー、そして甲子園のペナントレース最終ゲームということになります。それでは遅れまして最後に締めてください。
- 関本
- ええ。矢野さんのためにも、タイガースファンのためにも、一戦一戦、必死のパッチでやるだけなんで、明日も絶対勝ちます。ありがとうございました。
- インタビュア
- 今日のヒーローは、守ってよし、打ってよしの関本選手、坂選手のお二人でした。放送席どうぞ。
- なお、関本選手・坂選手には、ラッキーちゃん・トラッキーからヒーロー賞が贈られます。
中日 79 61 3 .564 -2.0
阪神 74 60 3 .552 M8
読売 76 63 1 .547 0.5
ヤク 68 65 4 .511 5.5
広島 55 80 2 .407 19.5
横浜 46 91 1 .336 29.5